こうした悩みをお持ちではありませんか?
ブログなどを活用してコンテンツビジネスを意気揚々とスタートしたものの、一度収益化した途端、
「運営ペースが不定期になってきた…」
「なんだかモチベーションが上がらない…」
といったふうに、ブログの更新がおろそかになって収益が鈍化する悩みを持つ方は非常にたくさんいます。
収益化する前に挫折してしまう人も多いのですが、一度収益化するとそこで満足してしまい燃え尽き症候群のようになって作業が続かなくなり結局収益が続かない、といったケースはよく見かけます。
一度収益化までいっている場合、収益化までの導線はできているので、あとはいかに「集客」を続けられるかが拡大の鍵となります。
そこで今回の記事では、収益が続かない人のために「続かない原因と対処法」「習慣化する3つの方法」を解説します。
ブログが続かないのは、習慣になっていないからです。
ブログが続かない原因を分析せず、放置していることも一因です。
この記事を読めば、ブログ運営を継続していけるようになりますよ!
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どれくらいの人がブログを継続できる?
そもそもブログを継続できている人はどれくらいいるのでしょうか?
総務省が2009年に「ブログの実態に関する調査研究」と題した調査で、ブログの継続率について統計を取っています。
この統計では、1ヶ月以内に更新されたブログを継続とみなしています。調査によれば、1年続くブログは「30%」、2年続くブログは「10%」、3年続くブログはわずか「3%」です。
ただ、このデータにはいくつかの問題点があります。
1つは、データが古い点です。新しい調査が行われていないので、古いデータに依拠するしかありません。
また、継続の条件が「1ヶ月以内に更新」と緩いことも問題です。
そのほか、マイボイスコムも2010年にブログの更新頻度について調査しており、週に1回以上ブログを更新する割合は約6割としています。
2つのデータをかけあわせると、1年間ブログを継続する割合は18%程度でしょうか。
一方、Twitterで「ブログ 継続率」と検索すると、多くのブロガーが経験則から継続率を推測しています。
Twitterの意見では、ブログが1年継続する割合は10~20%程度と考えられています。
なかには、3%との厳しい意見も。
これらのことからも、1年間継続できるのは5~10人に1人程度と捉えられます。
ブログが続かない7つの原因と対処法
では早速、ブログが続かない原因は下記の通りさまざまです。
- 目標を設定していないから
- 書くネタがなくなったから
- 更新の時間が取れないから
- ほかのブログと比較してしまうから
- アクセス数が少ないから
- 簡単にやめられるから
- なかなか書く気になれないから
上記の対処法も紹介しますので、ぜひ試してみてください。
①目標設定をしていないから
ブログを続けたいなら明確な目標を設定するべきです。
目指すものがなく、ダラダラと書いているだけでは、早々にモチベーションが底をついてしまうはず。
ブログの目標については人それぞれですが、以下の例を参考にしてみてください。
- 収益に関わらず100記事書く
- 収益化して◯◯円を稼ぐ
- 月に1万PVを達成する
- 1日2時間はブログを書く
- 週に3回、更新する
目標には自分で「コントロールできるもの」と「コントロールできないもの」があります。
「100記事を書く」は自分次第ですが、「月に1万PV」はいつ達成できるかわかりません。
最初の目標は極力、自分の行動でコントロールできるものがおすすめです。
また、目標達成のスケジュールが立てられるよう、必ず「期限」も設定しましょう。
たとえば「1年で100記事を書く」などです。
「期限」があれば「月に8~9記事は必要だな」「週に2~3記事書けばいいのか」「2~3日に1記事書こう!」というように行動目標を具体化できます。
目標を具体的にすることでモチベーションが上がり、ブログを続ける原動力になります。
②書くネタがなくなったから
ネタがないと、ネタ探しから始める必要があり、ブログを書く気がなかなか起こらないものです。
そんなときは本を読んだり、ネットで情報を集めたりして、新しい知識のインプットに努めてみてください。
「ネタがない」と悩む人は、インプットが少ないことが多いです。
また「知っていることしか書いてはいけない」と思っていることも多いです。
しかし、知識や事例を調べながら書くこともブログの楽しさの1つ。
たとえば、テーマが「料理」なら知らない食材を調べたり、食材の調理法についてまとめたりすればいくらでもネタは出てきます。
「アウトプットしたければ、まずインプットすること」が大切です。
新しい知識が得られると視野が広がって、どんどん楽しくなりますよ!
③更新の時間が取れないから
「仕事や学校の勉強で忙しい……」「予定が多くて大変……」など、作業時間が取れないとブログは続きません。
ブログを続けるには、記事を書く時間の確保が必要です。
そんなときは、スキマ時間を活用して、作業時間を分割するのがおすすめです!
たとえば、通勤・通学の移動時間や、予定と予定の間のちょっとした時間などです。
ブログ記事は、一気に仕上げる必要はありません。
時間がまとまって取れない場合は、1つの記事を分割して空き時間に執筆しましょう。
スキマ時間の活用には、スマホのアプリなどの活用もおすすめです。
④ほかのブログと比較してしまうから
ほかのブログを見ていると、自分のブログが悪く見えてしまって、モチベーションが下がることもありますよね。
とくに、トップレベルのブログと比較しようものならなおのことです。
そういった人は、「ほかのブログを見ない」と強く意識してください。
ブログ運営は「自分のための活動」です。
自分が設定した目標の達成だけを目指して進んでいく姿勢が大事です。
現在のトップブロガーでさえ、成功までに数えきれないほどの失敗をしています。
ジャンル、始めた時期、ライターの経験や実績、ブログの目標など、置かれている状況がぴったり一致することはありません。
ブログそれぞれに個別の「成功」があるのだと考えるといいですよ!
自分にできることから着実に取り組む姿勢が大事です。
ただ、ほかのブログとの比較自体は、悪いことではありません。運営の参考になることは多くあります。
自分の運営が確立できたら、他のブログも参考にしてみてください。
⑤アクセス数が少ないから
アクセス数が少ないと、モチベーションが上がらずブログが続きません。
しかし、最初の頃はアクセス数が少ないのが普通です。
ブログをスタートしたばかりの頃は、アクセス数を意識しないようにしましょう。
アクセス数が上がりはじめるのは、100記事などまとまったコンテンツが揃い、ドメインがGoogleに評価されてからです。
記事の追加ペースにもよりますが、週2回の更新としておおよそ1年近く必要です。
正直そこまでいく前に収益化自体は可能ですし、全然稼ぐことは可能です。ただ、アクセス数が少ないとブログの更新モチベーションはあまり上がらないものです。
ブログ運営初期は、定期的な更新など「運営の継続」を目標としましょう。
アクセス数にとらわれて更新を止めてしまうのはもったいないですよ!
⑥簡単にやめられるから
ブログはやめようと思えば簡単にやめられます。
やめるハードルの低さから、ほんの少しのきっかけでモチベーションが落ちて、更新が止まってしまうこともあるでしょう。
ブログをやめようと思う一般的な理由は以下です。
【ブログをやめようと思う理由】
- ブログに飽きた
- 仕事や学校が忙しい
- アクセス数が少ない
- 思っていたより稼ぎ続けられない
- 記事で書くネタがなくなった
- ブログが楽しくない
こんな状況を解決するには、一緒にブログ活動をする仲間を見つけるのがおすすめです。
仲間がいると、簡単にはやめにくくなりますよね。
なによりブログ活動自体が楽しくなるはずです!
身近な友人が一番おすすめですが、TwitterなどのSNSで募集してみるのもアリです。
最初は少し勇気が要るかもしれませんが、ぜひ頑張ってみてください。
ただ、本当にブログを辞めたいと思ったら、一度立ち止まってみるのもありです。
⑦なかなか書く気になれないから
書くつもりはあるものの、なかなか行動が起こせず、気がついたらブログの更新が止まっている人も多いのではないでしょうか。
ブログをなかなか書く気になれない場合、「とにかく1分間だけブログを書く」方法を試してください。
じつは、脳科学においては「やる気」というものは存在しません。
実際に行動を起こすと、気分が乗ってきて「やる気」として認識されるだけです。
つまり「1分間だけでもブログを書けば、気分が乗ってきて自然と書く気になる」のです。
どうしても書く気になれない場合、「1分間だけ」として、ひとまず行動してみましょう!
ブログが続かないを解決する習慣化3つの方法
ブログを続けたいのに続かない人は、習慣化の方法を知らないだけかもしれません。
物事を習慣化するにはコツがあります。コツさえつかめば誰でも習慣化できますよ!
習慣化の方法はいくつもありますが、その中から以下3つの方法を紹介します。
- 逆説プランニング
- 習慣レバレッジ
- 行動デザインシート
ひとつずつ解説していきます。
①逆説プランニング
逆説プランニングは、「独学大全」を著した読書猿氏が考案した習慣化方法です。
人間はそもそもあまのじゃくな生き物です。
やれと言われればやりたくなくなり、やるなと言われればやりたくなります。
解決への努力が逆に問題をこじらせている場合、精神科医は逆説的介入を利用することがあります。
たとえば、指の震えが止められない人に「もっと手を震わせて」と求めるなどです。
逆説プランニングは、わざと計画倒れすることで習慣化する方法です。
逆説プランニングは以下の手順で行ってください。
- 実現したい目標を考える
- 実現したい目標の最小単位を考え、それを「しない」ことを目標に設定する
- 毎日、確実に②の目標を失敗する
ブログの場合、1は「毎日ブログを更新したい」です。
ブログを書く最小単位は「1字書く」なので、2.では「1字書くことを『しない』」と目標を設定します。
そして、毎日その目標をわざと失敗するようにしましょう。
毎日失敗できるようになったら、2の目標のボリュームを少しずつ増やしましょう。
逆説プランニングは、今までブログ継続を計画し、ことごとく失敗した人におすすめしたい習慣化方法です。
②習慣化レバレッジ
習慣化レバレッジとは、すでに習慣になっている行動を足がかりにしてブログを習慣化する方法です。
習慣化レバレッジは以下の手順で行いましょう。
- 足がかりとする習慣を選ぶ
- 足がかりとなる習慣の直前、または直後にブログを書く
- 習慣化することが目的なので、作業量は少なく1分程度でよい
- 手順2と手順3を繰り返す中で、少しずつ作業量を多くしていく
ブログ運営の場合、足がかりとする習慣は「Twitterを見る」「YouTubeを視聴」など、パソコンに向かい合うものがおすすめです。
1日のうちで頻繁に行う習慣や、食事のように必ず行う習慣を足がかりとしましょう。
続けやすいように作業に取り掛かるハードルは低く、「1分」程度の作業量でよいでしょう。
習慣化したい作業を1週間続けられたら、次の1週間では量を少し増やしましょう。
こうしてブログを習慣化してみてください。
③行動デザインシート
行動デザインシートは、2つの行動の概念から成り立っています。
自分が習慣化したい行動(ターゲット行動)と、減らしたい行動(ライバル行動)です。
ブログ運営を「ターゲット行動」とすると、YouTube、SNS、ゲーム、読書などついつい行ってしまう行動が「ライバル行動」となります。
この「ライバル行動」と「ターゲット行動」を比較し、ついつい行ってしまう「ライバル行動」をまねることが行動デザインシートの本質です。
ライバル行動の以下のポイントを分析してください。
- 行動のきっかけの多少
- 行動のハードルの高低
- ライバル行動の有無
- 効果の発言が早いか遅いか
たとえば、行動のきっかけを多くして、ハードルを低くするとブログを書くきっかけが増やせるかもしれません。
いつでもブログ運営ができるように「スマホアプリを使う」などが考えられます。
「ライバル行動」が優れている箇所を分析し、「ターゲット行動」に応用することで習慣化するのが行動デザインシートです。
ブログ運営は長く続けるのがおすすめ
ブログ運営の中で得られるメリットは非常に多くあります。
文章力やリサーチ力など、自身がスキルアップすれば、仕事や生活に役立ちます。
収益が上がれば、副業として確立できるかもしれません。
ただスキルアップも継続的な収益も、相応の期間、ブログ運営を続ける必要があります。
「ブログが続かない……」とお悩みの人は、あらためてブログから得られるものを意識して、取り組んでみてはいかがでしょうか。
ブログ運営継続する方法のまとめ
ブログを継続できる人は多くありません。1年継続できる人は全体の10~20%です。
逆に考えると、1年間継続できただけであなたは上位10〜20%になれます。
ブログを続けることには多くのメリットがあり、運営を始めたのであれば、ぜひとも続けることをおすすめします。
ここで本記事の要点をおさらいしておきましょう。
- ブログ運営が1年以上続く人は少ない
- ブログ運営を続けることで得られるメリットは多い
- 収益だけでなく、自分が成長するメリットもある
- 続かない原因と対処法を知ればブログは続けられる
ブログが続かない原因はさまざまです。原因を1つずつ突き止め、分析して対処しましょう。
ブログが続かない人は、本記事で紹介した「逆説プランニング」「習慣レバレッジ」「行動デザインシート」をぜひ試してみてほしいです。
今回の記事を参考に、自分なりの習慣化にチャレンジしてみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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