☑️知識も経験もないけど大丈夫かな?
累計1000人以上の方を起業成功に導いてきた経験を元に発信しています。
日本政策金融公庫の「2023年度起業と起業意識に関する調査」によると、日本で起業を考えている年代は29歳以下がもっとも多いことが報告されています。
なぜ、若者の起業がここまで増えているのでしょうか?
その理由や具体的な起業までのステップに至るまで詳しく解説していきます。
若者が起業する3つの理由
若者が起業する理由は次の3つです。
・終身雇用の崩壊
・起業のハードルが下がっている
働き方の多様化
若者が起業する背景には、現代の働き方が多様化していることが大きく影響しています。
インターネットを利用した仕事の増加やリモートワークの普及によって、場所に縛られずに働ける環境が整ってきました。
また、SNSやオンラインプラットフォームを通じて、個人が自分のブランドやサービスを発信することも容易になっています。
このような変化が起業の魅力を高め、若者が新しい働き方を選択するきっかけとなっています。
終身雇用の崩壊
日本の伝統的な終身雇用制度は徐々に崩壊しつつあります。
大企業でもリストラや早期退職の募集が行われることが増え、企業に依存した働き方では安定が保証されないと考える若者が増えました。
その結果、自分自身で仕事を創り出し、経済的自由を手に入れようとする動きが活発化しています。
起業のハードルが下がっている
政府が副業を推進する政策を打ち出したことも、若者が起業に挑戦する理由の一つです。
会社員を続けながら副業として起業の準備を進めることが可能になり、リスクを抑えながら新しい事業に取り組む環境が整ってきました。
また、クラウドファンディングやクラウドソーシングなど、資金や仕事を集めるためのプラットフォームの普及も、若者にとって起業のハードルを下げる要因となっています。
若者が起業するメリット
様々な理由から若者の起業が増えていますが、起業することによるメリットとデメリットがあります。
それぞれ詳しく解説していきますね。
まずは若者が起業するメリットからご紹介します。
・守るべきものが少ない
・失敗しても取り返しがきく
心身が健康
若者は一般的に体力や精神力が充実しており、長時間の仕事やストレスに耐えやすいです。
特に起業の初期段階では、膨大な作業量や予測不能な課題に直面することが多いため、若者の持つ体力や精神的な柔軟性が大きな武器となります。
また、起業には時折、徹夜や休日返上が必要な場合もあるため、若い世代のエネルギッシュさが、事業を進める上で非常に有利になります。
健康な体と強いメンタルは、困難な場面においても持続的な取り組みを可能にし、成功に向けた推進力となるのです。
守るべきものが少ない
若者は家庭や住宅ローンなどの大きな責任を抱えていることが少なく、経済的なリスクに対して柔軟に対応できる場合が多いです。
例えば、もし起業が失敗したとしても、取り返しがつかないほどの大きな負債を抱える可能性が低く、比較的リスクを恐れずに挑戦することが可能です。
また、若いうちに失敗しても、やり直すための時間が多く残されているため、リスクを取ることに対する心理的負担が軽くなります。
このように、失敗しても再挑戦が容易な環境にあるため、チャレンジ精神を持ちやすいのが若者の特権です。
失敗しても取り返しがきく
若者が起業に挑戦する際の最大のメリットの一つが、失敗したとしても、再び立ち上がるチャンスが多いということです。
若者には時間があり、仮に事業がうまくいかなくても、スキルや経験を積み直して、再挑戦することが可能です。
また、失敗から得られる教訓は大きく、若いうちに挑戦することで、その後のキャリアや人生において非常に重要な経験となります。
失敗を恐れずに挑戦できる環境にあるため、積極的にリスクを取って、新しいことに挑戦できるのが若者の強みです。
若者が起業するデメリット
反対に若者が起業するデメリットは次のとおりです。
・資金がない
・人脈や信用がない
スキルや経験不足
多くの若者は、社会人経験や特定の業界での経験が少ないため、ビジネスを成功させるために必要なスキルや知識が不足していることが多いです。
例えば、マーケティング、会計、法律の知識、さらには人を管理するマネジメントスキルなどが不十分だと、経営の面で問題が生じる可能性が高いです。
また、顧客対応やトラブル対応などの現場での経験が少ないことも、ビジネス運営に悪影響を与えることがあります。
資金がない
若い起業家にとって大きな壁となるのが資金調達です。
多くの若者は十分な貯金を持っておらず、銀行からの融資を受ける際にも信用力が不足していることが多いため、資金調達が難航することがあります。
また、投資家を引き寄せるための実績やビジネスプランが未熟である場合、外部からの資金援助を得るのも困難です。
このような状況では、資金不足が原因で初期の運転資金や広告費用、人材の確保に支障をきたし、ビジネスの成長が止まってしまうことがあります。
人脈や信用がない
ビジネスにおいて人脈や信頼関係は非常に重要です。
若者は人脈が限られていることが多く、ビジネスのチャンスやパートナーを見つけることが難しい場合があります。
信頼を築くためには時間が必要であり、この部分が起業初期に大きな障害となることがあります。
起業に失敗する若者の特徴
起業で成功を収めるためには、どんなことをしたら失敗してしまうかを理解し、避けることも重要です。
これから起業に失敗する若者の特徴について解説していくので、同じようにならないようにしっかりと頭に入れておきましょう。
・起業の目的が明確でない
・粘り強さがない
いきなり大きく始める
多くの若い起業家は、「成功するためには大きなスタートが必要だ」と誤解しがちです。
大きなオフィスを借りたり、最初から大規模なマーケティングを行ったりすることが、成功への近道だと考える傾向があります。
しかし、これにはリスクが伴い、初期費用がかさみすぎて資金が尽きてしまうことが多いです。
また、最初のうちは市場や顧客のニーズを完全には理解していない場合が多く、過大な投資を行った結果、ビジネスが軌道に乗る前に資金が枯渇してしまう可能性があります。
起業の目的が明確でない
起業に失敗する若者の多くは、ビジネスを始める理由や目的が曖昧であることが共通しています。
「自由な働き方がしたい」「お金持ちになりたい」といった漠然とした動機だけでは、困難な状況に直面したときにモチベーションを維持することが難しくなります。
目的が明確でないと、ビジネスの方向性がぶれやすく、結果としてどの市場や顧客層に向けた商品・サービスを提供するべきかが見えなくなり、成長のチャンスを逃すことが多いです。
粘り強さがない
起業は短期間で成功するものではありません。
多くの起業家は、初期の試行錯誤の段階で失敗や挫折を経験します。
これらの困難を乗り越え、諦めずに挑戦し続ける粘り強さが必要です。
一方で、困難に直面したときにすぐに諦めたり、簡単に妥協してしまう人は、起業に向いていません。
粘り強さや忍耐力がないと、最初の失敗でモチベーションが下がり、事業を継続する意欲を失ってしまうことがあります。
特に、収益が安定しない初期段階では、数か月、時には数年にわたる努力が必要です。
すぐに結果を求めるタイプの人には、起業は大きな挑戦となるでしょう。
起業成功させるための4ステップ
若者が起業するにあたってのメリット・デメリットや、失敗する人の特徴についてご理解いただけたかと思います。
それらを踏まえた上で、起業の成功率を高めるための4ステップを解説していきます。
STEP2:目的に沿った手段を選ぶ
STEP3:副業から始める
STEP4:事業が安定したら脱サラ起業
STEP1:起業の目的を明確にする
まず最初に考えて欲しいのが「なぜ起業するのか?」ということです。
目的が明確でないと、取り組みが中途半端になってしまったり、誤った行動をとってしまい、最終的に挫折してしまう可能性が高いです。
目的を明確にすることで、しっかりとした土台を築き、積み上げる準備を整えていきましょう。
STEP2:目的に沿った手段を選ぶ
目的に沿った手段を選ばなければ、ゴールまで遠回りになってしまうもの。
目的や自分の特性から逆算して、最適な職種を選びましょう!
こちらの記事で診断もしてるので、まだ手段が定ってない方は参考にしてみてください!
STEP3:副業から小さく始める
起業後まもなくは、売上が不安定になりやすいものです。
特に、あまり前例のない分野や自分に経験のない分野で起業する場合は、小規模からスタートした方が失敗のリスクが少ないでしょう。
まずは副業で始めてみて、ニーズがある商品やサービスなのかをテストしてみることも大切です。
以下の記事で副業に関する記事をまとめてるので、ぜひ自分に合うものを探してみてください。
STEP4:事業が安定してきたら脱サラ起業
ある程度、副業で収入が安定してきたら、脱サラに踏み切ってみましょう。
副業の段階で会社員を辞められるくらいの収入の柱が作れていれば、本格的に始めた際に大きな利益を得られることは間違い無いでしょう。
自分のなりたい姿に向けて、あとは突き進むだけです!
起業する若者が増えた理由まとめ
今回は起業する若者が増えた理由や、失敗してしまう人の特徴について解説しました。
改めて内容を確認してみましょう。
・働き方の多様化
・終身雇用の崩壊
・起業のハードルが下がっている
・いきなり大きく始める
・起業の目的が明確でない
・粘り強さがない
何も背負うことのない若いうちに起業することによって、いくらでも失敗できるし、確実に将来の糧になります。
ぜひ今回の内容を参考に、まずは副業から始めてみてください。
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