こういった悩みをお持ちではありませんか?
Twitterを活用した集客、販売促進が人気ですが、うまく活用しきれずに上記のような悩みを持つ方も多いようです。
Twitter(ツイッター)は、運用のハードルの低さゆえにユーザー数が人口の7割と多く、たくさんの集客を見込めるSNSです。
また、手軽に、そしてダイレクトに潜在顧客や見込み顧客にアプローチできる可能性を持った強力な集客ツールと言えるでしょう。
そこで今回の記事では、具体的なTwitter集客の始め方やフォロワー獲得につながる運用方法について、徹底的に解説していきます。
Twitterで集客は可能か
結論から申し上げると、可能です。
実際に個人だけでなく、多くの企業でもTwitterで集客活動を行い、商品紹介や情報発信に活用されています。
Twitterの特徴として、気軽な情報発信のしやすさがあり、他のSNSより始めやすいため、集客に活用するツールとして最初におさえておきたいSNSです。
Twitterの特徴はざっくり次のとおりです。
- ツイート
- タイムライン
- フォロー
- ブックマーク
- DM
- リツイート
- アカウント
ツイート
簡単な出来事を140字程度のテキストで投稿できる(画像・GIF・動画投稿も可能)
タイムライン
自分と他のアカウントのツイートが一覧で見れる
フォロー
他のアカウントのツイートをいつでも見られるようにする
ブックマーク
ツイートを保管できる
DM
非公開のやりとりができる
リツイート
気に入ったツイートを他のフォロワーや新規ユーザーに共有できる
アカウント
匿名で複数の作成ができる
また、承認参加型の音声チャットができる「スペース」など、テキスト以外の機能も追加されています。
このように新しい機能が続々と追加されていることから、Twitterは今後も活用され続ける見込みがあります。
まずは、Twitterで集客をはじめる前に知っておきたいメリットとデメリットについて解説します。
Twitterで集客を始める前に知っておくべきメリットとデメリット
ここでは、Twitterの強みや弱み、他のSNSとの違いをメリット・デメリットの観点から見ていきます。
メリット
メリットは次の通りです。
- ブランディングがしやすい
- 様々な属性のユーザーにリーチできる
- ユーザーとコミュニケーションが取りやすい
ブランディングがしやすい
Twitterは他のSNSに比べ情報の拡散力が圧倒的に高いです。
ブランディングにつながる理由は次の3つです。
- 必ずフォロワーに表示される
例えば、Facebookでは特にエンゲージメントの高いフォロワーにしか表示されませんが、Twitterでは必ずフォロワーに表示されるため、認知のされやすさがあります。 - リツイートで認知が拡大する
他のユーザーの投稿を気軽に再投稿することができる「リツイート」は、不特定多数に拡散され、そこで一気にツイートが認知されます。一つのツイート文でも多くのユーザーに知れると、それだけで知名度があがります。 - シェアされることで口コミ効果が得られる
ハッシュタグやリツイートによってお店の体験などがシェアされて口コミ効果を得ることでき、お店のブランディングにつながります。
様々な属性のユーザーにリーチできる
Twitterを利用するメリットとして、ユーザー数の多さがあります。
株式会社ICT総研が2022年5月に発表した「2022年度 SNS利用動向に関する調査」によると、国内ではLINE、YouTubeに次いで利用ユーザーが多いのがTwitterです。
【参考】
- LINE:約8,600万人
- YouTube:約6,500万人
- Twitter:約4,500万人
- Instagram:約3,300万人
- Facebook:約2,600万人
ユーザーとコミュニケーションが取りやすい
Twitterでは「タイムリーな投稿の優遇」や「匿名性の高さ」があることで、その場の思いつきで投稿回数を気にせず気軽に情報発信できます。
誰でも気軽に投稿ができ、ツイートに対してコミュニケーションが生まれやすく、信頼関係を構築することができます。
デメリット
デメリットは次の通りです。
- 情報の信憑性の判断が難しい
- 他のSNSより炎上リスクが若干高い
- アカウントを成長させるまで時間がかかる
情報の信憑性の判断が難しい
Twitterの特徴でもある「匿名性」「タイムリーなツイートの優遇」「拡散力の高さ」の理由から、他のSNSに比べても誤った情報が出回りやすい傾向があります。
そのため、有益と感じた情報をリツイートし、後でその情報が誤りだった場合は、投稿者本人ではないご自身の信頼が損失してしまう場合があります。
ツイートの内容と一緒に「誰が言ったか」も重視するようにしましょう。
他のSNSより炎上リスクが若干高い
自分の発信する情報にも注意が必要です。
Twitterの利用者のほとんどはテキストのみでツイートしており、
1回で伝えられる文字数は140字です。
そのため、情報不足で意図していない解釈をされたり、相手を傷つけてしまった場合にその情報が拡散され、イメージダウンにつながる恐れがあります。
ツイートをする際は、根拠があまりない情報、 政治などのセンシティブな内容などには特に注意が必要です。
アカウントを成長させるまでに時間がかかる
Twitterでは、「フォロワー数1000人の壁」と言われることがあります。
アカウントを作成したばかりでは、フォロワーも少ない場合が多く、はじめはツイートがほとんどのユーザーに表示されることがありません。
そのため、高い更新頻度やユーザーから反応があった場合にいち早く対応する必要があるため、はじめは特に地道で継続した運用が必要になります。
運用の方向性を決める
Twitterが気軽に投稿できるSNSだとお伝えしました。
しかし、ビジネスとして成果を出すことを目的とする場合、戦略的な運用が必要になります。
まずはどういった方向性で運用をしていくか明確にしましょう。
方向性を決める上で次の項目を意識することで、Twitterの運用がしやすくなります。
- 目的
- ポジション
- ターゲット
- 発信する内容
それぞれ解説していきます。
目的
Twitterを運用する上で目的は非常に重要です。
目的が定まっていないと、Twitterを運用すること自体が目的化してしまい、投稿内容も一貫性がないものになってしまいます。
Twitterの特徴を活かした目標を考えた場合、例えば次のような設定ができます。
- 自分のブランド、ビジネスの認知度を向上させる
- ファンを獲得する
- 商品・サービスの売上げを向上させる
ポジション
Twitter 上で自分の立ち位置を定義付けるため、次の点を意識しましょう。
- アカウント名は個人名を使用
- どんな情報を発信するかがわかるプロフィール構成
【アカウント名は個人名を使用】
自分のビジネス、サービスの普及等が目的であっても、サービス名ではなく個人名でアカウントを作成することをお勧めします。
企業として運営する場合も同じくです。
理由は次のとおりです。
- ユーザーの興味は、ほとんどがその会社やサービスではなく、その中の人物にある
- 共感を得やすい
- 誰が発信しているか明確
Twitterで情報発信をする上では、情報の信頼性が重視されます。
もちろん、会社名やサービス名から発信された情報も信頼性はありますが、はっきりと「どういった人が発信しているか」が見えません。
個人による情報発信をおすすめします。
【どんな情報を発信するかがわかるプロフィール構成】
プロフィールの作成はとても重要です。
なぜなら、Twitterでフォロワーを獲得する際に、基本的には次の流れで行われるからです。
↓
プロフィール
↓
フォロー
そこで、離脱を避けるプロフィール作成のコツを解説します。
プロフィールを作成する上で次の項目に注意しましょう。
- アイコン画像
可能な限り発信者自身の顔写真のあるものにしましょう。ツイートの信憑性は、誰が言ったかが重要視されます。 - アカウントの名前
ブランディングが目的の場合、「個人名@サービス名」でひと目で「誰なのか」「何をしているのか」が伝わると、発信内容の信憑性も上がります。 - 自己紹介文
次を意識すると、伝わりやすい自己紹介文が作れます。
①冒頭→何を発信しているのか
②本文→配信内容に関連のある経歴などの情報
③締め→フォローすることで得られるメリットを提示 - URL・場所欄
誘導したい自社のHPやブログなどのリンクを設置しましょう。 - 固定ツイートの活用
プロフィールのすぐ下に任意のツイートを固定できます。プロフィール欄だけで伝えきれない補足情報や評価の高いツイートなどを固定しましょう。あるいは、商品のセールやキャンペーン時に目立たせる目的で活用するのも効果的です。
ターゲット
「誰」に配信をするかを考えます。
ターゲット設定をする上で次の点をおさえると、より解像度が明確になります。
- ペルソナを意識する
- 影響力のある人物を想定する
【ペルソナを意識する】
ターゲットの選定方法として、「ペルソナ」という考え方があります。
ペルソナとは、ターゲットユーザーをなるべく具体的に洗い出す考え方のことです。
中々思いつかない場合、「過去の自分」に設定することも一つのターゲット選定の方法です。
理由は、2つあります。
- 共感を得やすい
- 解決したい悩みが明確
過去の自分であれば、このようにどういった人物像で、どういった情報が欲しかったのか明確であるため、ペルソナ設定がしやすいです。
【影響力のある人物を想定する】
もう一つターゲット設定をする上で重要な点があります。
それは、ペルソナはなるべく、ターゲットの属性に近い影響力が強いアカウント(インフルエンサー)を想定することです。
理由は、もしインフルエンサーから「いいね」などの反応があった場合、そのインフルエンサーのフォロワーのタイムラインに「いいね」をしたツイートが表示されやすくなるためです。
インフルエンサーの探し方は、ターゲットの属性に関するキーワードをTwitter上で検索し、そこで表示された次の項目に一致するアカウントを対象にします。
インフルエンサーの選定方法は下記の基準をご参考ください。
- フォロワー数が大体1~10万人程のアカウント(業界によって規模は変わる)
- 日常的にツイートに対して反応をするアカウントか:アクティブに「いいね」や「リツイート」をしているか
- いいね数が多い:「いいね」を多く得ている場合、そのアカウントはアクティブかつ、フォロワーの質が高いことがわかります
発信する内容
「何」を発信するか考えます。
ツイートする内容は最低限下記の項目を意識しましょう。
- 自分語りばかりの投稿になっていないか
- 投稿のテーマを絞る
- 文章構成を考える
具体的な内容については、アルゴリズムを攻略した上で考える内容になるため、後述します。
Twitterの集客方法
Twitterで集客するには、結論、拡散を利用して新規ユーザーに情報発信し、質の高いフォロワーを獲得しながら集客をすることが必要です。
ここでいう質の高いフォロワーとは、自分のツイートに対して、「いいね」や「コメント」などの反応をしてくれる確率の高いユーザーを指します。
Twitterで集客するには、まずは自分の発信している情報を知ってもらうことです。
なぜなら、誰もいないところで叫んでも誰にも声が届かないからです。
まずは、ツイートが一覧表示されるタイムラインにどういった特徴があるか見ていきましょう。
Twitterのタイムラインには次の2種類の表示方法があります。
- ホーム
- 最新ツイート
ホーム
ホームの表示はフォロワーのツイートが時間帯がバラバラに表示されます。
フォロワー以外のツイートは、Twitterのアルゴリズムによる高い評価を得たものが表示されます。
最新ツイート
フォロワーやアルゴリズムによって判断された関連性の高いツイートを最新のものから順番に表示させる設定です。
上記の特徴から、Twitterで自分のツイートをより多くのユーザーに見せるためには、次の項目が必須となります。
- フォロワーの獲得
- アルゴリズムから評価の高いツイート
この2つは分けて考える必要はなく、アルゴリズムから高い評価を得れば、ツイートが広く認知され、フォロワーの獲得につながりやすくなります。
したがって、フォロワーの少ない段階で自分のツイートを広く認知させたい場合は、Twitterのアルゴリズムから高い評価を得ることが重要になります。
まずは、どういったアルゴリズムでツイートの評価を行っているか解説します。
Twitter集客で拡散に必要なアルゴリズムを理解する
Twitterのアルゴリズムは、次の4つの主要なランキングシグナルで、配信したツイートを誰が見るかを決定しているとされています。
ランキングシグナルとは、数多くあるツイートの中でどういったツイートをどのユーザーに表示させるか順位付けをする仕組みのことです。
- タイムリーさ
- エンゲージメント
- リッチメディア
- アクティビティ
【タイムリーさ】
新しいツイートは優遇されやすいです。
【エンゲージメント】
エンゲージメントとは、ユーザーからの反応のことです。
次の指標が多いとエンゲージメント率が高いといえます。
- いいね
- リツイート
- コメント
- 詳細のクリック
- プロフィールクリック
- 画像のクリック
- 動画の再生数
【リッチメディア】
画像・GIF・動画を含んだツイートが優遇されやすいです。
【アクティビティ】
定期的な投稿をしていて、アクティブなエンゲージメントの高いフォロワーを持つアカウントは優遇される傾向があります。
アルゴリズムを攻略して効果的にTwitterで集客する
アルゴリズムを理解してツイートを上位に表示させるには、
「最新のツイート」に設定しているユーザーにツイートを表示させ、高い反応率を得ることで「ホーム」の上位にも表示させていくことが重要です。
具体的な方法を下記の順に解説します。
- コンテンツを作り込む
- 初動で多くの反応を得る
- ハッシュタグを活用する
- インフルエンサーにアプローチする
- 減点要素を意識する
【コンテンツを作り込む】
コンテンツをつくる際は下記の項目を意識しましょう。
- 軸を決める
軸が定まっていないと、発信する内容がバラバラになってしまい、フォロワーを逃してしまいます。軸は最大3つにしぼり、それぞれの投稿で最も反応の高いジャンルに特化して配信するのがおすすめです。
- 共感を生む
共感を生むツイートは、ユーザーから反応(エンゲージメント)を得たい場合に活用すると効果的です。
- シェアを促す
シェアをしたくなるツイートは、リツイートを狙って拡散したい場合に活用すると効果的です。シェアを狙ったツイートはペルソナにとって有益な情報であることを意識しましょう。
- リプライを中心とした交流重視
質問を中心としたツイートもユーザーから反応を得たい場合に効果的です。「質問」機能を活用した気軽な参加型のコンテンツにすると副次効果でコメントがつくことも起こりやすいです。
- 分かりやすい文章構成
「主張・具体例・まとめ」という構成や、箇条書きにすることで、短い文章でも説得力を持たせることができます。 - リッチメディアを活用する
画像・動画を使用すると、アルゴリズム上の優遇もありますが、タイムラインで画面の占有率が上がるため、認知を得やすいです。
初動で多くの反応を得る
Twitterから高い評価を得るには、初動の評価が重要になります。
理由はタイムラインを「最新のツイート」にしているフォロワーを介して「ホーム」に表示させるためです。
各ツイートは「最新のツイート」の表示から次の時間内で評価されると言われています。
- ツイート直後の10分の反応数
- 1時間以内の反応数
したがって、初動で高い反応を得るには、最適な時間帯と発信数がポイントになります。
【時間帯】
狙うターゲット層によって変わりますが、ビジネスマンを対象にする場合、効果的な時間帯は下記になります。
- 7~9時頃:通勤時間
- 11~13時頃:お昼休み
- 20~22時頃:家で休み
【発信数】
Twitterはタイムリーな情報を優遇する傾向にあるため、発信数は1日5ツイートくらいがおすすめです。
また、イベントや何かの告知をしたい場合は、ツイート数の頻度をさらに増やして露出度を上げると効果的です。
ハッシュタグを活用する
ハッシュタグの活用も新規ユーザーへのアプローチに効果的です。
理由は次のとおりです。
- ハッシュタグ検索で発見されやすい
- トレンドに載りやすい
- 商品・サービスの口コミを集められる
【ハッシュタグ検索で発見されやすい】
ツイートにハッシュタグをつけることで、フォロワー以外のユーザーに投稿を見つけてもらいやすくなります。
【トレンドに載りやすい】
短期間で多くのユーザーによってつぶやかれたハッシュタグは、「トレンド入り」されることがあります。
「トレンド入り」とは、検索欄の「トレンド」にランキング形式で最大29個表示されます。
この「トレンド入り」のハッシュタグを使うことで、「トレンド」タブの表示でフォロワー以外のユーザーに表示されやすくなります。
ツイートの内容に関連するトレンドがあれば、積極的に活用しましょう。
【商品・サービスの口コミを集められる】
商品固有のハッシュタグ*を使うことで、ユーザーからハッシュタグ検索によって、その商品に対するリアルな口コミ・評判を得ることができます。
ただ一度のツイートにハッシュタグは2つまでにするよう公式から推奨されています。
文字数も減ってコンテンツの質が下がる可能性もあるので、適度な量で活用しましょう。
インフルエンサーにアプローチする
インフルエンサーのツイートにアプローチすることも重要です。
理由は次の2つです。
- インフルエンサーに存在を認知してもらう
- インフルエンサーのフォロワーに認知してもらう
インフルエンサーに効果的なアプローチは次になります。
- 引用リツイート
- メンション
- いいね
- リプライ
【引用リツイート】
引用リツイートとは、他人のツイートにコメントを添えてリツイートする機能です。
コツとしては、インフルエンサーが自分では言いづらい内容を代弁してあげることです。
例えば、「このツイートの内容を実践して、収益があがりました!」など、実際の成果報告があると他のユーザーにも有益な情報として感じられやすくなります。
このようにインフルエンサーが自身で有益だと思っている気持ちの代弁をすることで、インフルエンサーから感謝され、エンゲージメントにつながる可能性が高まります。
【メンション】
例えば、インフルエンサーが発売している商品やサービスをメンション付きで紹介します。
メンションつきでツイートされて嫌がる方は少ないです。
【いいね】
最もカンタンにインフルエンサーにアプローチできる方法なので、積極的に活用しましょう。
注意点として、1時間内でいいねできる数が約200回までと言われているため、自分のフォロワーやインフルエンサーに集中して、効果的に活用することをおすすめします。
【リプライ】
リプライする際のコツは、相手を名前でよぶことを意識すると親近感が出て効果的です。
さらに3行程の内容でリプライすることで、しっかりと内容を把握していることを相手に伝えられ、コミュニケーションにつながる可能性が高まります。
減点要素を意識する
ここまで、アルゴリズムから高い評価を得る方法を解説しましたが、逆に減点される要素もあります。
下記が減点要素になります。
- 外部リンク
- 文字数が少ない
【外部リンク】
外部リンクが貼ってあると、Twitterからの離脱が発生してしまうため、減点の対象となります。
外部リンクにもそれぞれ減点度合いがあり、具体的な数値は公開されていませんが、特に「Instagram」「YouTube」への誘導は減点が大きいと言われています。
誘導のコツとしては、後に詳しく解説しますが、DMを活用してコメントに反応があったユーザーに対し、ページの誘導や商品の紹介をするのがおすすめです。
【文字数が少ない】
文字数が少ないと、コンテンツの質自体が低いとTwitterからみなされます。
とにかく投稿頻度を重視しすぎてしまい、短文の投稿ばかりになってしまっている場合は注意が必要です。
短文で直感的なユーザーの反応を得たい場合以外は、なるべく100文字以上の文字でツイートすることをおすすめします。
DM機能を活用して信頼関係の構築
DM機能とは、直接他のアカウントの方とメッセージのやりとりができる機能です。
DM機能の利用は、ある程度エンゲージメントの高いフォロワーが増えてきた段階でフォロワーと深い信頼関係の構築に活用します。
この機能は他の人に見られることがないため、より深く他のアカウントの方とコミュニケーションをすることができます。
注意点として、DMを誰かれ構わず送ることは避けましょう。
「売り込み」や「怪しい」と思われてしまうと、フォローの解除につながってしまう恐れがあるため、エンゲージメントの高いユーザーに対してのみ送ることをおすすめします。
DMを効果的に使うコツは次のようになります。
- 短い自己紹介
- 短い要件と目的
- 相手に返信するメリットを伝える
短い自己紹介
このとき、必ず名前を載せることをおすすめします。名前がないだけで「怪しさ」を感じさせてしまう恐れがあります。
また相手にとってメリットになりそうな内容は記載すると効果的です。
短い要件と目的
端的に要件と目的を伝えましょう。目的が伝わらないと怪しく思われるため、返信をもらえる確率が低くなります。
相手に返信するメリットを伝える
相手に返信したくなるようなメリットの提示をすることで、返信がもらいやすくなります。
「○○フォロワー達成した記念」というような、きっかけを含めると前のめりな営業に感じられにくくなるのでおすすめです。
以上の項目を意識してDMを活用することで、信頼関係を深めることができ、フォロワーを顧客にすることもできます。
ここまで、Twitterで集客するための認知を得て、そこからDMで集客する方法について解説しました。
次に、投稿したツイートの効果測定を行う方法について解説します。
Twitterアナリティクスで分析する
集客をしていく上で、自分のツイートがどのくらい見られているか、どのくらいユーザーから反応があったかを分析し、常に改善をしていく必要があります。
Twitterでは、これまでのツイート数やこれまでの表示された回数を確認するためのツールとして、「Twitterアナリティクス」があります。
Twitterアナリティクスを活用することで、ツイート毎の詳細な反応が確認できるため、効果測定にはかかせないツールです。
まずは、Twitterアナリティクスで分析できる指標について紹介します。
Twitterの数値を確認する
Twitterアナリティクスでは、主に3つのタイプで分析ができます。
- ホーム
- 月毎の概要とハイライト
- ツイートアクティビティ
【ホーム】
ホームで確認できる指標を紹介します。
- ツイート:アカウントから発信したツイート数
- ツイートインプレッション:ツイートしてから何回表示されたか
- プロフィールへのアクセス:プロフィールがどれくらい表示されたか
- @ツイート:フォロワー数の増減が確認できる
28日間で前月比が確認できます。
まずはこの箇所を見て、前月と比較をしましょう。
【月毎の概要とハイライト】
ホーム画面内では、月別で下記の項目が一覧で確認できます。
- トップツイート
▶︎もっともインプレッションの多かったツイート - トップのメディアツイート
▶︎もっともインプレッションの多かった画像/動画つきのツイート - トップの@ツイート
▶︎もっともエンゲージメントの高かったメンションつきツイート - トップフォロワー
▶︎その月にフォローされた、もっともフォロワー数が多いアカウント
用途としては、ざっくりと月ごとで成果のでているツイートを分析する際に活用できます。
【ツイートアクティビティ】
下記項目を見ることができます。
- インプレッション
- エンゲージメント
・リツイート
・いいね
・返信
・プロフィールへのアクセス
・リンククリック
・メディアの再生数
・メディアのエンゲージメント数 - エンゲージメント率
特に確認しておきたいのは、「エンゲージメント率」の高いツイートです。
エンゲージメント率は「インプレッション / エンゲージメント数」で算出された指標です。
エンゲージメント率が高い程、ユーザーの興味・関心の高いツイートだったことがわかります。
また、更に細かいデータを確認したい場合は、「データをエクスポート」から確認することができます。
出力されたCSVファイルをスプレッドシートなどで確認することで、更に細かい指標が確認できます。
ツイートを分析する
ツイートを分析し、現状伸ばすべきところを明確にします。
それぞれのケースで分析した場合を解説します。
フォロワー数を改善する場合
新規フォロワー数を改善させる場合は、下記の指標でそれぞれ悪化がでていないか確認しましょう。
- インプレッション
- プロフィールのクリック数
- フォロー率
例えば、
インプレッションの数値の変化はあまりなく、プロフィールのクリック数が減っている場合、ツイートの内容がペルソナに刺さらない内容ではないか、ツイートの質が下がってしまっていないか確認する
など、追うべき指標を明確にすることで、上記のような指標を改善する施策が可能になります。
外部サイトへのアクセス数を増やす場合
ツイートアクティビティの詳細からCSVファイルを出力し、データを確認をします。
外部サイトへのアクセス数は「URLクリック数」を確認することでわかります。
URLのクリック数が多いツイートを分析し、その時に添えた文章などからヒントを探し出すことができます。
ツイートの拡散力を改善する場合
こちらもツイートアクティビティの詳細から出力されたCSVファイルでデータを確認をします。
ツイートの拡散力を確認する場合、「リツイート」と「リツイート率」を確認します。
リツイート率が高いツイートを確認し、どういった内容が「リツイート」されやすいかが分析できます。
また、「いいね」の数も一緒に洗い出すことで、「いいね」をされていても「リツイート」の数が少ない、などの分析もできます。
この場合、「共感はしたけど他人に共有する程ではないツイート」といったことが考えられます。
ここまで、分析の方法も含めて集客する方法を解説しました。
分析をすることで、PDCAを素早く回し、着実に質の高いフォロワー獲得をめざしましょう。
Twitterで集客する方法のまとめ
今回は次の内容で解説しました。
- Twitterで集客が可能かどうか
- Twitterで集客を始める前に知っておくべきメリットとデメリット
- 運用の方向性の決め方
- Twitterで集客する方法
Twitterを上手く活用することで、予算をかけずに多くのユーザーに情報発信することが可能になります。
有益な情報とセットで、影響力を高めていきましょう。
下記の記事では、Instagramでの集客のコツについて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【関連記事】
最後までご覧いただきありがとうございました。
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