こんな悩みをお持ちではないでしょうか?
今回の記事は集客の情報に特化した内容になっています。
コンテンツ販売の全体像については以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。
今回の記事は次のような人におすすめです。
- 集客の方法が知りたい
- 集客がうまくいっていない
- 集客で何をすればいいのかわからない
- 効果的な集客方法の選び方を知りたい
- 集客を売上に繋げたい
コンテンツ販売における集客の仕組み・全体像
ビジネスは人を集めたモノを売ることが基本なので、集客の領域が特に重要視されています。
まず集客を始める前に、コンテンツビジネスの世界ではどんな集客の仕組みがあるのか、その全体像を把握しましょう。
集客全体の流れは以下の通りです。
Webメディア
↓
公式LINE・メルマガへの案内ページ
↓
見込み客リストの取得
集客の最終視点は「見込み客リストの作成」です。
【リスト化に必要な情報】
名前・連絡先(メールアドレス)などの個人情報
名前は本名だと抵抗がある人もいるので、ニックネーム可などにするケースもあります。
Webメディアで集客して、直接販売サイトに移行してもらうのはダメ?
結論から言うと、それでも問題はありません。
ビジネスにおける原則「集客→販売」の流れを乱してはいないし、それで売り上げがあがるなら、それはそれで正解だからです。
では、なぜ見込み客リストを作成するのか?
主に以下の3つの理由があります。
- 教育:販売の工程を作るため
- 定期的に情報を届けて関係性を築くため
- 集客手段が閉ざされた時のため
それぞれについて解説していきます。
①教育:販売の工程をつくるため(成約率UP・リピート施策)
公式LINE・メルマガに登録してくれた見込み客に対して情報を発信し、価値観の教育・知識の教育をします。
現代は情報に溢れ、その膨大な情報に触れる機会が増えて、ユーザーの価値観や知識が凝り固まっているからです。
スマホやSNSの影響ですね。
価値観の破壊と創造、未知の領域への耐性をつけてもらい、商品の購入率を上げるとともに、あなた自身へのファンになってもらいリピート率を上げます。
②定期的に情報を届けて関係性を築くため(関係性の維持)
リストを獲得することで、定期的に個人に対して情報を届けることができます。
あなた自身も数多くの公式LINE、メルマガに登録した経験があり、連絡をいただいた経験もあることかと思います。
良い関係性を築くコツは「特別感」を与えることです。特別感が登録した行動への正当化につながります。
③集客手段が閉ざされたときのため(リスクヘッジ)
SNS・YouTubeなどの集客手段になるメディアは、企業が運営・管理しているモノであり、いつどのタイミングで使えなくなるかわからないリスクを孕んでいます。
その時に見込み客のリストを持っていれば、その中でビジネス活動をして売上を作ることもできるし、新しいWebメディアを立ち上げたときにお知らせすることで、初速を生み出すこともできます。
「Webメディアで集客をして、直接販売サイトに移行してもらう」ができている人は、ぜひ「顧客リスト」の作成はしてください。
コンテンツ販売の集客方法とは
コンテンツ販売で主に利用される集客方法は以下の3つです。
- 検索エンジン集客
- SNS集客
- 広告集客
ひとつずつ解説していきます。
①検索エンジン集客
検索エンジン集客は、主にGoogle検索のことを指します。(他にはYahooやBringなどがあります)
検索エンジンによる集客は、ブログによる情報発信が主な活動になります。
既存のブログサービスを利用するか、WordPress(ワードプレス)で独自のブログを立ち上げて運営をしていきます。
検索エンジン集客において必要なノウハウが「SEO対策」です。
検索エンジンには、ブログ記事を評価し表示順位を操作するシステムがあります。この検索エンジンの評価を上げるために行うのが、SEO対策です。
②SNS集客
TwitterやInstagramなどのソーシャルメディアを利用して集客をする方法です。
SNS集客の強み主に次の3つです。
- 無料で出来る
- エンドユーザーと接点をモテる
- 拡散・シェア機能により幅広くリーチ出来る
特に、エンドユーザーとの接点が作れるのは、あなた自身を知ってもらう機会のもなって、ユーザーの発信から悩みや課題を知ることもできます。
手軽に投稿ができるので、まずは実際にアカウントを作成して運用してみましょう。
③広告集客
これまでは無料でできる集客方法を紹介してきましたが、広告集客だけは有料の方法になります。
Web広告にはリスティング広告・SNS広告・動画広告があります。
おそらくあなた自身も見た経験があるかと思います。
リスティング広告
リスティング広告はGoogleで検索をしたときに、一番上に表示させることができる広告です。
広告費を支払うことで、指定したキーワードで上位表示させることができます。
SNS広告
SNS広告は、投稿と同じ形態で流れてくる広告です。
ユーザーはSNSを普段と同じ感覚で広告を目にする形になります。
ユーザーの趣味趣向に合わせて自動で広告が表示される仕組みになっています。
動画広告
動画広告は、主にYouTubeで見ることが多いです。
動画の途中で流れるCMのような広告や、動画の最初に流れる広告のことです。
視覚での訴求ができるので、パッと見たときに気になる内容だと、最後まで見てもらいやすいのが特徴です。
コンテンツ販売でおすすめの集客メディア
おすすめの集客メディアはブログ・Twitter・Instagram・YouTubeです。
その理由をひとつずつ解説していきます。
ブログ
ブログは無料でのいいので、1つ作っておくことをおすすめします。
ブログは集客メディアの中で唯一、検索エンジンからの集客が見込めるメディアであり、多くの情報量を持つコンテンツを作成できるからです。
SEO対策など、難易度は少し高めですが、約6,000万人が利用する検索エンジンから集客ができるのは、かなり魅力ですよね。
ブログ執筆に付随して、SEO関連の知識や文章を書くライティングスキルを身につけることが出来ます。
Twitterは、いいねやリツイートなどの機能による拡散機能があるので、多くの人に認知をもらうことができる強力な集客ツールです。
140文字の文字投稿で発信の難易度も低く、初心者でも取り組みやすいです。
利用者は20代、30代が多く、アクティブで反応をくれるユーザーが多いのも特徴です。
ターゲットの役立つ情報やあなたの価値観・信念に基づく思いなんかも発信することで、ユーザーのファン化をさせることもできます。
手軽さを利用して、日々の考えなどを言葉にして発信するツールとして利用することもできます。
Instagramは、投稿コンテンツの豊富さが優秀な集客ツールです。
- フィード投稿
- リール投稿
- IGTV
- ストーリー
など、複数の発信方法があります。
画像、動画での発信が主になるので、商品との相性を考えて積極的に利用していくことをオススメします。
もしジャンルに沿った投稿との相性が悪いなら、ライフスタイルがわかる投稿など、人間的な部分を発信してあなたに興味をもたせてから、ブログなどのメディアに移動してもらう方法もあります。
YouTube
YouTubeは動画で情報発信をして集客ができるメディアです。
最近では教育系のYouTuberも増えてきているので、勉強目的で視聴する人も多く、コンテンツ販売のハードルも下がっています。
ブログの動画版のような位置付けで、情報量も多いものを作成でき、ユーザーをファン化させやすいのも強みです。
動画の最後や動画説明欄(概要欄)で公式LINE、メルマガへの登録の案内をしてリスト集客しましょう。
動画編集のスキルが必要なので、ハードルは高くなりますが、集客・教育・ファン化ができる優秀なツールです。
ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
一度に複数のメディアを運用するための思考法
ワンソース・マルチユースという思考法を採用することで、複数のメディア運用が効率的になります。
それぞれのメディアで、違う情報を発信する必要性はないからです。
【参考】ワンユース・マルチユースとは?
一つの素材(=ワンソース:one source)を複数の用途(=マルチユース:multi use)に用いるという意味で使われる。出版、Webメディア関係では、ある媒体用に収集・製作したテキストや画像・動画・デザインなどのデータを用いて、新たに他媒体を制作するような場合を指す。
(引用:JEPA|日本電子出版協会 ワンソースマルチユースとは?)
例えば、ブログをメインに運用しているとしたら、ブログ記事の内容を道外にしてYouTubeへ投稿したり、ブログ記事の内容の一部や記事リサーチで得た情報をTwitterとInstagramで発信するといった運用です。
コンテンツ販売の売上に繋がる集客のコツ
売上につながる集客のコツは以下の6つです。
- 読者の役に立つ情報を発信する
- 発信するメディアに一貫性を持たせる
- 発信活動を継続する
- コメントや問い合わせに丁寧に対応する
- メルマガや公式LINEの登録特典を付けて登録を促す
- 関係が深まるコンテンツを用意する
ひとつずつ解説していきます。
①読者の役に立つ情報を発信する
発信する情報をユーザーに読んでもらうには、ユーザーにとってメリットのある情報であることが大切です。
人が行動する原理として、「自分にメリットがあるかどうか」で初めて行動を起こします。
そのために見込み客のリサーチをして、欲しい・知りたいと思っている情報を発信するのです。
自分にメリットのある情報を発信していることが相手に伝われば、あなたの発信を見続けてくれるようになります。
ユーザーにとってメリットのある情報の発信をすることで、「返報性の原理」が働き、商品を販売するときの購入ハードルが下がります。
②発信するメディアに一貫性を持たせる
一貫性を持たせることで、あなたの専門家としてのポジションが確立され、情報の信憑性が増します。
人は言動や発信、信念が一貫している相手を高く評価・信頼します。
発信するジャンル、あなた自身のプロフィールなど、集客メディアに掲載される情報に統一性があるのかを俯瞰して見るために、メディアの設定ををマインドマップなどにまとめておくと、一貫性の有無を確認しやすいです。
ちなみにこのサイトでは、一貫して「コンテンツビジネスの情報」を発信しています。
このサイトでいきなり筋トレの記事などまったく関連性のない記事を書き始めたら、きっとあなたは不信感を抱くはずです。
③発信活動を継続する
メディアでの発信活動は、コツコツと継続することが大切です。
ブログの閲覧数もSNSのフォロワーもすぐに増えていくものではありません。
最低でも半年間くらいは運用をしてみましょう。
運用の結果、売上に繋がれば改善をしつつ伸ばしていき、売上につながる気配がなければ、一旦止めて別のメディアに力を入れる方針にしてください。
更新頻度を高めて、ユーザーとの接触回数を増やすとザイオンス効果という心理効果も働き、あなたに親近感や信頼を感じてくれるようになります。
④コメントや問い合わせに丁寧に対応する
丁寧に誠意を持って対応することで、セールスオファーへの抵抗感や、購入に対する不安が和らぎます。
ブログやSNSへのコメント、公式LINEやメルマガ関連のお問い合わせを丁寧に対応することで、「好意の返報性」が働くからです。
飲食店で笑顔で丁寧な対応をされて
「いいお店だった」
「また来ようかな」
と思った経験は誰しもがあると思います。
コメントや問い合わせも、画面の向こうにいるのは人だということを忘れないでください。
⑤メルマガや公式LINEの登録特典をつけて登録を促す
無料特典を登録者全員に配布しましょう。
人は「自分にメリットがあるかどうか」ではじめて行動を起こします。
メルマガや公式ラインへの登録も、自分にメリットがなければしません。そのための特典です。
無料特典の内容は、「有料商品のサンプル」や「ブログ・SNSの情報をまとめたもの」などでOKです。
ちなみにここでも「返報性の原理」を働かせることができます。
関係性が深まるコンテンツを用意する
リスト化の後に起きるのが「リストが死ぬ」現象です。
この現象は、コンテンツの不足により関係が切れることで起こります。つまりあなたのことを忘れるということです。
関係値を保つために活きてくるのが、ブログやYouTubeなどの情報量の多いメディアです。
情報量が多いが故に、1回では消化しきれずに何度も何度もコンテンツを見に来てくれます。
つまり、情報量が多いメディアを1つでも用意しておくと「ザイオンス効果」も働き、コンテンツ購入につながるというわけです。
集客方法と発信のコツのまとめ
【3つの集客方法】
- 検索エンジン集客
- SNS集客
- 広告集客
- ブログ
- YouTube
【集客6つのコツ】
- 読者の役に立つ情報を発信する
- 発信するメディアに一貫性をもたせる
- 発信活動を継続する
- コメントや問い合わせに丁寧に対応する
- メルマガや公式LINEの登録特典をつける
- 関係が深まるコンテンツを用意する
今回は集客について紹介して来ました。
どれだけいい商品をつくろうと、買う人を集めることができなければ売ることはできません。
今回の内容を参考に、あなたのビジネスの集客に活かしていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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