・友達との起業で注意することってあるの?
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友達との起業と聞くと、友達同士でうまくいくのかと疑問に思うかもしれませんが、友達と起業して成功した事例は多くあります。
有名な逸話としては、スティーブ・ジョブズ氏とスティーブ・ウォズニアック氏、ロナルド・ウェイン氏が立ち上げた「Apple」があります。
「Apple」と聞くと、まずスティーブ・ジョブズ氏が思い浮かぶ人が多いと思いますが、彼だけの力では、同社の成功はなかったでしょう。
今回は、友達との起業のメリット・デメリットや注意点について解説します。
ぜひ、この記事を通して、今日から起業を目指していきましょう。
友達と起業するメリット
まずはじめに友達と起業するメリットについて解説します。
友達と起業するメリットは以下の3つです。
・コミュニケーションがスムーズ
・モチベーションの共有ができる
信頼関係が既に構築されている
長年の友達との信頼関係が既に構築されているため、ビジネスパートナーとしても安心して協力できます。
起業する際に一番大切なことは信頼できるパートナーを持つことです。
お互いの強みや弱みを理解し、信頼し合うことで、困難な状況でも支え合うことができます。
コミュニケーションがスムーズ
友達同士だと、意思疎通がしやすく、意見交換も迅速に行えるため、意思決定がスムーズに進みます。
仕事の中で意見の違いが出ることはありますが、友達としての信頼関係があれば、オープンに話し合い、解決策を見つけることが容易です。
モチベーションの共有
友人と一緒に目標に向かって進むことで、お互いにモチベーションを高め合い、困難な状況でも励まし合えるというメリットがあります。
共通の目標に向かって努力することは、チームの結束力を高め、成果を上げるための原動力となります。
友達と起業するデメリット
友達と起業するのはメリットばかりではありません。
これからデメリットについても解説していきます。
・役割分担が不明確になりがち
・プロフェッショナリズムの欠如
友情にヒビが入る可能性がある
ビジネス上の意見の対立や、仕事のストレスから、友情関係が悪化するリスクがあります。
起業に失敗した場合、ビジネスパートナーとしての関係だけでなく、友人としての関係も損なわれる可能性があるため、慎重に考える必要があります。
役割分担が不明確になりがち
友達同士だと、責任の所在が曖昧になりやすく、業務の効率が低下することがあります。
ビジネスの成功には明確な役割分担が不可欠です。
お互いの強みを生かし、責任を持って業務を遂行するためのルールを決めておくことが重要です。
プロフェッショナリズムの欠如
プライベートとビジネスの境界が曖昧になりがちで、プロフェッショナリズムを欠いた行動が起こりやすいです。
友達だからといって甘えが出ることなく、ビジネスの場ではプロフェッショナルとしての振る舞いを心がける必要があります。
友達と起業する際に準備するべきこと
事業をスムーズに進めるためには、事前の準備が必要です。
これから友達と起業する際に準備するべきことについて、これから解説します。
・法的準備
・資金調達の計画
ビジネスアイデアの具体化
事業を始める前に必ずビジネスアイデアを具体化しておきましょう。
ビジネスを成功させるためには、まず市場調査を行い、自分たちのアイデアが市場に受け入れられるかどうかを確認することが重要です。
市場のニーズやトレンドを把握し、競合他社の分析を行うことで、ビジネスモデルを具体化していきます。
この際に競合他社との差別化ポイントを見つけることで、ビジネスの成功可能性を高めることができます。
ビジネスアイデアの見つけ方に関しては、次の記事をご参照ください。
参考記事:起業アイデアの見つけ方6選!おすすめ起業アイデアも紹介
法的準備
友達とのビジネス関係を明確にするために、役割分担や報酬分配、解散時の処理方法などを明記した契約書を作成します。
これは、将来のトラブルを防ぐために重要なステップです。
法的な問題が発生した場合に備え、弁護士の相談も検討しておくといいでしょう。
資金調達の計画
ビジネスを始めるために必要な初期投資額を見積もり、資金調達方法を検討します。
自己資金だけでなく、融資や投資家からの資金調達も視野に入れると、事業のスタートも早く切れるでしょう。
クラウドファンディングやエンジェル投資家の活用など、さまざまな資金調達方法を検討し、自分たちのビジネスに最適な方法を選びます。
友達と起業する場合のおすすめの職種
どんな職種に取り組むかで事業の成功率は大きく変わります。
ここでは友達と起業する場合のおすすめの職種について解説します。
・コンサルティング
・コンテンツビジネス
Web開発
友達と起業する際には、Web開発が一つのおすすめの職種です。
Web開発とはWebアプリケーションのプログラミングやWebシステム、Webサービス、Webソフトウェアの開発などを行う職種です。
インターネットの普及により、Webサイトの需要は高まっており、スキルを活かして多くの顧客を獲得することができます。
コンサルティング
友達と一緒にコンサルティング業を立ち上げるのも一つの選択肢です。
コンサルティングとは「お客様の抱える課題や困り事を明確にし、課題を解決する方法を考え、サポートする職業」です。
戦略、IT、人事、財務アドバイザリーなど、様々な領域に特化したコンサルタントが存在しており、それぞれの専門分野を形成しているケースがよく見られます。
お互いの知識や経験を活かし、クライアントに対して価値あるアドバイスを提供することができます。
コンテンツビジネス
コンテンツビジネスは特におすすめです。
コンテンツビジネスとは、知識や経験から得たノウハウをまとめたものをWeb上で販売することを言います。
例えば、ダイエットの経験があるのであれば、
・食事内容
・運動内容
などをPDFや動画などにまとめ、ダイエットで悩んでる人に情報を提供。その対価としてお金を頂くという形です。
こちらは令和の時代において最も熱い起業法と言えるでしょう。
詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
参考記事:【初心者必見】コンテンツビジネスとは?成功の秘訣も解説
これらの職種は無形商品を提供する分、固定費をかけずに始めることができるので、資金がない際には特におすすめです。
友達と起業する際の注意点
友達と起業する際には注意点もたくさんあります。
今回は特に注意するべきことを3つご紹介します。
・ルールを明確にする
・責任の範囲を明確にする
・感情をビジネスに持ち込まない
・仕事とプライベートを分ける
事前に役割を分ける
役割が明確でないと、業務の重複や混乱が起き、事業が円滑に進みません。
そのため、事前に各自の強みや専門知識に基づいて明確な役割分担を行い、業務の重複や混乱を避けましょう。
役割分担を明確にすることで、効率的に業務を進めることができます。
ルールを明確にする
事業を軌道に乗せるためにもルールを明確にすることは重要です。
業務の進め方や意思決定のプロセス、報酬の分配方法などに関するルールを事前に決めておき、トラブルを未然に防ぎましょう。
明確なルールを設定することで、チームの一体感を高めます。
責任の範囲を明確にする
ルール同様、責任の範囲を明確にすることも重要です。
誰が何を担当するのか、責任の範囲を明確にしておくことで、責任の所在を明確にし、問題発生時の対応を迅速にします。
責任の範囲を明確にすることで、チーム全体のパフォーマンスを向上させます。
感情をビジネスに持ち込まない
友人関係がビジネスに悪影響を及ぼさないよう、感情的な決定を避けるように心がける必要があります。
ビジネスの場ではプロフェッショナルとしての振る舞いを心がけ、冷静な判断を下すことが重要です。
仕事とプライベートを分ける
仕事の時間とプライベートの時間を明確に区別し、友人としての関係を大切にしましょう。
プライベートとビジネスの境界をはっきりさせることで、友情を保ちながらビジネスを進めることができます。
まとめ
今回は友達と起業するメリット・デメリットや注意点について解説しました。
改めて内容を見直してみましょう。
・信頼関係が既に構築されている
・コミュニケーションがスムーズ
・モチベーションの共有ができる
友達と起業するデメリット
・友情にヒビが入る可能性がある
・役割分担が不明確になりがち
・プロフェッショナリズムの欠如
・事前に役割を分ける
・ルールを明確にする
・責任の範囲を明確にする
起業にはリスクが伴いますが、友達と協力してビジネスを進めることで、成功への道を切り開くことができます。
ぜひ、友達との信頼関係を活かし、起業の夢を実現してください。
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