こういった悩みをお持ちではありませんか?
コンテンツを販売しても、なかなか商品が売れず悩んでる方がいるのではないでしょうか。「どうして売れないのか」原因がわからない方も多いはず。
なぜ商品が売れないのか?
それは「売り方」を理解できてないためです。
どれだけ良い商品を持っていたとしても、売り方を理解できていなければ売れません。
逆に言えば、売り方さえ理解できれば、一見価値のないようなものでも売れるようになります。
今回の記事では、実際に販売する流れや必要なものについて解説していきます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、必ずあなたも乗り越えられますので、最後まで諦めずコンテンツを販売する仕組みを作りましょう。
2パターンの販売方法
コンテンツ商品を作成するだけではビジネスはまだ動き出しません。次は商品を販売する仕組みを構築する必要があります。
コンテンツ商品を販売するには主に次の2通りの方法があります。
- 販売プラットフォームを利用して販売する
- 自分のサイトを立ち上げ販売する
ビジネス経験の浅いうちは、プラットフォームを利用して販売するのが手軽です。知名度がまだない時期は、あなたのコンテンツが人目に触れるチャンスを得なくてはなりません。
プラットフォームを利用することで、仕事を自分から受注したり、自分のコンテンツを見つけてもらったりすることができます。
ただし、プラットフォームの利用には手数料が取られ、大きな利益は目指せません。
また、人目に触れる機会が増える代わりに、他のコンテンツの山の中に埋もれてしまうリスクもあります。
要するに、プラットフォームではあなたのファンを獲得し、優良顧客を育て、ブランド力を形成することが難しいのです。
そのため、ビジネスを大きくするには自社サイトで販売することを目指すべきです。
ここではサイトを作ってコンテンツを販売する方法について見ていきましょう。
販売までの流れ
コンテンツ商品を販売するまでの基本的な流れは次の通りです。
- ブログやSNS・広告を活用して集客する
- ランディングページでメールアドレス・LINEを獲得する
- ステップメール・LINEを配信する
- ステップメール・LINEからセールスページへ誘導する
- アフターフォローを行う
これがコンテンツビジネスにおける基本的なセールスプロセスです。
商材や市場状況によってアレンジすることは可能ですが、ここでは基本的な施策をおさえていきましょう。
サイト作成の基本
コンテンツを販売するためのサイトを作成するには、大きく分けて2通りの方法があります。
- ネットショップ作成サービスを活用する方法
- ワードプレスなどのCMSを利用して自作する方法
CMSとは、「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」の略。Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン・レイアウト情報(テンプレート)などを一元的に保存・管理するシステムのこと。
もっともポピュラーなのが、この2通りの方法です。
そのほかHTMLを自分で書いてサーバーにアップロードする方法などもありますが、技術的な難しさがあるためここでは触れないことにします。
ネットショップ作成サービスを活用
ネットショップ作成サービスを利用するのは、初心者がコンテンツ販売に挑戦するための入り口としてはとてもよい選択肢です。
商品の販売ページや決済システム、集客システムなどがはじめから用意されている場合が多く、商品をアップロードするだけで販売を開始できます。
ビジネスを始めると学ぶことが多くありますので、手軽に始めて学びながらビジネスを進めていくのにうってつけのサービスです。
ただし、サービスにもよりますが、デザインテンプレートの種類が少なかったり、決済システムが使いにくかったりするなど、難があることも確かです。
また、決済手数料や月額利用料にも気をつけなくてはなりません。
総じて各サービスが用意したテンプレートやシステムの中でネットショップを作らなくてはならないので、自由度が低いというのが大きなデメリットです。
より自分好みのサイトを目指すには、販売サイトを自作するのがいちばんの選択肢です。
ワードプレスで作成する場合
ワードプレスで作成する場合、プラグインと呼ばれる拡張機能を利用して、かなり自由度の高いサイトを作成することができます。
ワードプレスにもデザインテンプレートはありますが、様々な個人や団体、業者によって多様なものが提供されています。
サイトを自作するにはたくさんの作業を必要とするため、手間と時間がかかるのがデメリットの1つです。しかし、自分のビジネスにふさわしいサイトを自由に構築できるのは、ワードプレスの大きな強みなのです。
なお、どちらの方法でサイトを作るとしても、販売までの流れは基本的に同じです。ここで想定しているのはワードプレスでサイトを作成する場合ですが、やること自体はほとんど変わりません。
サイトの構成や施策の内容など、基本的な点をおさえればあらゆるインターネット上のビジネスで活用・応用できますので、ぜひ参考にしてください。
広告を活用して集客する
まずは集客です。コンテンツを販売するために、サイトへのアクセスを集めなくてはなりません。
集客の方法は、大きく分けて次の2種類あります。
- 有料で行う方法
- 無料で行う方法
有料で行う集客の方法として、代表的なのが広告です。
有料で集客
コンテンツビジネスではインターネット上でプロセスを完結させるため、ウェブ広告が利用されます。ウェブ広告から自社サイトへアクセスしてもらい、そこからセールスが始まります。
ウェブ広告にはリスティング広告やSNS広告など、様々な形態のものがあります。
リスティング広告は検索連動型広告とも呼ばれ、検索サイトで指定したキーワードが検索された時、結果の上位に表示される広告のことです。
SNS広告は名前の通りSNS上で表示される広告のことです。
ターゲットの年齢や住まい地域、性別、学歴、趣味などの属性を設定し、当てはまるユーザーに広告を表示します。
有名なSNS広告としてフェイスブック広告やツイッター広告、インスタグラム広告などがあります。
これらの広告は予算を設定することができ、クリック単価、表示単価などの方式で課金されるのが特徴です。
少額からでも始められるため、本格的にコンテンツビジネスを行うのなら少額からでも始めてみるのがよいでしょう。
無料で集客
一方、無料の方法としてはコンテンツマーケティングの手法で集客する方法があります。
代表的なのがブログやSNSの活用です。
ターゲットの興味を惹くようなコンテンツを作成し、自然検索やSNSなどで見つけてもらいます。そこから興味を持ってサイトを訪れてくれるように促すのが、コンテンツマーケティングの集客方法です。
この方法は効果が現れるまで時間がかかりますが、コンテンツ自体は資産として残るため、長期的な視点で集客し、最終的にはファンを作るのに向いています。
短期的な効果が高い有料の方法と上手に組み合わせ、安定的な集客を目指しましょう。
コンテンツマーケティングについてはこちらの記事で詳しく解説してます。
コンテンツを拡散する方法!コンテンツマーケティングの成功法則
ランディングページを作成する
広告を通じて訪れるサイトが、ランディングページ(LP)です。
ランディングページとは、その名の通りリンクから着陸する(ランディング)ページのことです。いわばお店の第一印象を決める窓口のような役割を果たしています。
ランディングページでは、メールアドレスなどの個人情報を入力してもらうことを目指します。
メールアドレスを取得することで、メルマガの配信などのセールス活動を始められるからです。メールアドレスは見込み客とつながるための重要な個人情報として活用できます。
ランディングページでいきなり商品を販売することも、商材によってはよいでしょう。
しかし、コンテンツ商品の場合、情報そのものが商品となるため、モノを買う時のように購入の意思がはじめから堅い人ばかりが広告を踏むとは限りません。
広告のキャッチコピーに惹かれたなどの理由で、何となく訪れる人が大半です。
そのような人たちへいきなり商品を勧めても、押し売りの印象を与えて信頼してもらえません。
そこで、ランディングページではターゲットの興味を惹くようなコンテンツを、無料で提供することがセオリーとなります。そして、無料コンテンツを受け取るために、メールアドレスを登録してもらうようお願いするのです。
このように、無料のお役立ち情報を提供することから始め、メルマガ配信で少しずつ見込み客を教育していくのが、コンテンツビジネスにおけるセールスのセオリーです。
ランディングページでは、キャッチコピーでターゲットの抱えている悩みや問題を提示し、ベネフィットでそれを解決するコンテンツがあることを示し、アクションでメールアドレスの登録を促す、という構成を意識しましょう。
こうすることで、興味を持ってもらい、メールアドレスの登録へと促していくのです。
ステップメールを配信する
次に行うのは、ランディングページで集めたメールアドレスリストへメルマガを配信することです。このときに用いられる手法が、ステップメールです。
ステップメールとは、数通から数十通のメールを一定期間で、連続的に配信するセールス手法です。
お役立ち情報の配信や信頼性を保証するデータ、商品の紹介、商品サンプルの提示などが主な内容となります。数十通のメールで少しずつ情報を出し、信頼性と親密感を高めることを目指します。
ステップメールのポイントとして、以下の2点が重要です。
- 相手の気持ちに寄り添うこと
- 購入までのストーリーをしっかり構成すること
見込み客はあなたに対してまだそれほど信頼感を得ていません。
無料コンテンツを提供することは、あなたを信頼するためのきっかけに過ぎないのです。信頼感を深めていくのが、ステップメールの大きな目的です。
ステップメールで見込み客が求める情報を配信し続け、彼らの悩みや問題を解決する意思のあることを示します。
このように誠実さを示すことによって、自分に敵意がないことを知ってもらい、信頼感を得るのです。
はじめから商品を売り込むのでは、押し売りの印象を与えてしまいます。
見込み客の心情に寄り添うように、相手の警戒心を解くように、彼らの求めているものをまずは無料で提供しましょう。
無料だからといって、適当な情報を与えてはいけません。ステップメールの段階で信頼に足る情報を提供することで、本命の商品を購入する率が高まるのです。
ステップメールの後半では、商品の紹介やセールスページへの誘導を行います。
ステップメールの基本構成は、前半で信頼を得るための無料の情報を提供し、後半で問題解決の手段として商品を提示し、セールスページへ誘導するというものです。
この構成を意識しつつ、見込み客の心情を想像しながら、数回~数十回分のステップメールを作成しましょう。
セールスページを作成する
セールスページは商品の販売を行うページです。
決済システムを組み込んで、カート機能、購入ボタンの配置、申し込みページへのリンクなど、購入にまつわる要素を盛り込んだページとなります。
また、ランディングページと同じく、商品紹介などセールス文章も入れておくのがよいでしょう。
場合によっては、ランディングページがセールスページであることもありますが、多くはステップメールから誘導します。もちろん、ランディングページにセールスページへのリンクを貼ってもかまいません。
ネットショップ作成サービスの場合
ネットショップ作成サービスを利用している場合、セールスページの作成は特にテンプレートが充実しています。
決済システムやカート機能などもそのまま利用すれば十分なクオリティのページができあがるでしょう。
ワードプレスの場合
ワードプレスで作成する場合は、決済システムを導入しなくてはなりません。決済システムはプラグインによって導入することができます。
古典的な方法としては、銀行振り込みで決済する方法などがありますが、販売者も顧客も双方ともに面倒な方法ですので、決済システムは必ず導入するようにしましょう。
なお、特定商取引法に基づく表示やプライバシーポリシーは、セールスページに必ず記載する必要があるので、注意しましょう。
これらはオリジナリティが必要ない項目ですので、他のネットショップなどにある記載を参考にしながら書きましょう。
特に特定商取引法に基づく表示は法律で記載が義務づけられていることですので、忘れずに書くよう注意が必要です。
販売して終わりではない
商品は販売して終わりではありません。
今後のビジネスの展開を見込んで、アフターフォローやサポートを必ず行うようにしましょう。
第一に行うべきは、購入後のサンクスレターやサンクスビデオを必ず渡すようにすることです。これだけでも顧客満足度は変わります。
次に、丁寧なアフターフォローを行います。ここでもメールアドレスが活用できます。
商品の購入者と他の見込み客とでリストを分け、別々のステップメールを送るようにするのです。
購入者向けのコンテンツとしては、商品の使い方、使用例、マニュアル、お悩み解決系のコンテンツ、サポート情報などがあります。また、問い合わせ窓口を設けて、1対1の対応を行います。
ここでの対応は機械的に行うのではなく、相手の言葉に耳を傾けながらできるだけ丁寧に行うようにしましょう。
商品は顧客の求めているものを与えたり、顧客の問題の解決を目指したりするためのものです。
顧客が満足し問題を解決することができるまでサポートすることが、高い顧客満足度につながるのです。
あなたのファンを獲得し、次のビジネスへの展望を開くためにも、丁寧なアフターフォローは欠かさずに行いましょう。
コンテンツビジネスで商品を販売する方法のまとめ
今回はコンテンツビジネスを始めて、商品が完成したあとの販売方法で時際の流れや必要なものについて紹介しました。
【2通りの販売方法】
- 販売プラットフォームを利用して販売する
- 自分のサイトを立ち上げ販売する
【販売までの流れ】
- ブログやSNS・広告を活用して集客する
- ランディングページでメールアドレス・LINEを獲得する
- ステップメール・LINEを配信する
- ステップメール・LINEからセールスページへ誘導する
- アフターフォローを行う
最初は難しく感じるかもしれませんが、必ずあなたも乗り越えられますので、最後まで諦めずコンテンツを販売する仕組みを作りましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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