こういった悩みをお持ちではありませんか?
そこでこの記事では、コンテンツビジネスを始めるにあたってどのような種類があり、どうやって作るのかを解説していきます。
コンテンツといってもテキストだったり音声、動画だったりといろいろな形がありそれぞれの特徴があります。
今回の内容を参考に、コンテンツビジネスを始める前にあなたのコンテンツはどの種類にするかをぜひ決定してみてください。
さまざまな形のコンテンツ
あなたが持っている知識やノウハウは、ある形に仕上げなくては人々へ販売するコンテンツとはなれません。
コンテンツビジネスを本格的に始めるために、まずはコンテンツの形態を決める必要があります。
代表的なコンテンツの形態は、
✔︎ テキスト
✔︎ 音声
✔︎ 画像
✔︎ 動画
などがあります。
また、
✔︎ ゲーム
✔︎ プログラム
✔︎ ソフトウェア
✔︎ データベース
✔︎ テンプレート
などもコンテンツの一種です。
これらは個人でも作成できる著作物で、一度作れば資産となって長く収入をもたらしてくれます。
コンサルティング商品
上記とは別に、コンテンツには一度きりしか提供できない種類のものがあります。
その代表が、コンサルティング商品です。
そのほかウェブライティング、ウェブデザイン、動画編集や書籍編集も、クライアントの依頼を受けて作成するので一度きりしか提供できないコンテンツといえます。
これらのコンテンツの特徴は、1対1での対応を行うという点にあります。
例えばコンサルティングではヒアリングを通じて顧客の問題を探り、その人に合わせた解決策の提示や戦略の立案、事業サポートを行います。
ウェブライティングやウェブデザインも、依頼主の希望に沿ったテキストやデザインを提供しなくてはなりません。
このように、1対1の関係を通して顧客のニーズを察知し、きめ細やかな対応をするのがこれらのコンテンツの特徴です。
一度きりしか提供できないコンテンツは、資産とならないため損なのでは? と思われるかもしれません。 ですが、これらのコンテンツは提供することであなた自身のスキルを磨く経験となります。このスキルこそが、コンテンツビジネスにおいて最も重要な、目に見えない資産です。 コンテンツはあなたのスキルから生まれるものだからです。特に初心者は、一度きりしか提供できないコンテンツを販売することで、スキルを磨いていくことが大切です。 そこから資産となって残るコンテンツを作成していきましょう。 それでは本格的なコンテンツビジネスを始める人のために、主に資産となるコンテンツの種類と作り方について解説していきます。 【コンテンツの種類】 ・テキストコンテンツ
・音声コンテンツ
・画像コンテンツ
・動画コンテンツ
・ウェビナー・コンサルティング
テキストコンテンツ
テキストコンテンツはコンテンツビジネスの基礎となるものです。
どのような形態のコンテンツを作るとしても、販売の際にテキストで広告を作成したり、メルマガを配信したり、商品紹介をテキストで作成したりなど、ビジネスプロセス全体でテキストコンテンツが関わってきます。
資産となるテキストコンテンツとして、代表的なのが電子書籍やPDFです。
電子書籍は純粋にテキストだけで構成されているコンテンツ商品です。単体で販売しなくても、セミナーの教材や別商品についてくる特典資料など、様々な形で電子書籍やPDFが提供・販売されています。
現在ではnote(ノート)など、気軽に文章を販売することができるプラットフォームも登場しています。
電子書籍はある程度の分量を持ち、体系的にまとめられた内容である必要があります。
一方noteで販売される文章は、好きな長さ・内容で書いたものをそのまま販売することができるのです。この手軽さからnoteはテキストコンテンツの販売によく利用されています。
テキストコンテンツの作り方
テキストコンテンツの作り方は、基本的にワードなどのテキスト作成ソフトがあれば誰でも可能です。ただし、電子書籍として提供・販売する場合、PDFやEPUBなどの形式で保存する必要があります。
大きな電子書籍のマーケットでは、大抵EPUB形式で販売されています。
電子書籍の編集には、「In Design」などの「DTPソフト」を用いるのが理想ですが、テキスト中心の電子書籍であれば、「ワード」や「一太郎」などのテキスト作成ソフトでも十分なクオリティのものが作成できます。
特に「一太郎」はPDFやEPUB形式での保存も可能であり、電子書籍を作成するための機能が充実しているテキスト作成ソフトです。
音声コンテンツ
資産となる音声コンテンツで人気のジャンルは、ラジオ形式のセミナーや教養番組、自己啓発番組など、教育系のコンテンツです。
特に通学・通勤時間やスキマ時間に聞き流しで学べるような、短く手軽に聞けるコンテンツが人気です。
このようなコンテンツは、
✔︎ ポッドキャスト
✔︎ Voicy
✔︎ Stand.fm
などで多く配信されています。
特に誰でも音声コンテンツが配信できる「ポッドキャスト」は、近年大きな注目を集めています。
ポッドキャストで配信するためには、「Anchor」などの配信プラットフォームに音声データをアップロードします。そうすることで「Anchor」のアプリで聞くことはもちろん、他のポッドキャスト系のアプリでもあなたの音声コンテンツが聞けるようになります。
音声コンテンツの作成方法
音声コンテンツの作成方法としては、「Anchor」のプラットフォームで配信する場合、アプリに録音機能が搭載されている場合があります。
複数の音声データをまとめて編集したり、BGMを挿入したりすることもでき、スマホ1つで作成することが可能です。
自社サイトなどで販売する場合は、自前で収録環境と販売環境を整えなくてはなりません。
収録には「Audacity」などの音声編集ソフトとマイク、オーディオインターフェースなどの機材を用意する必要があります。ファイルを作成した後、販売サイトで音声コンテンツを配信します。
音声コンテンツは、単独ではなかなか収益化が難しいコンテンツです。
収益化するにはサブスクリプション形式にして配信したり、スポンサーを見つけて広告収入を得たりするなどの方法があります。
これはある程度の実績がなければ難しいものです。
そのため、音声コンテンツは他の商品とセットにして販売したり、無料で配信して集客に活用したりするなど、商品構成全体で収益を上げられるような活用方法を採用するのがよいでしょう。
画像コンテンツ
資産となる画像コンテンツには、自分で撮影した写真や自作のイラスト、画像素材などがあります。
特にインターネット上で需要が多いのは、ネット記事や動画に使用されるアイキャッチ画像やイメージ画像など、コンテンツの素材となる画像です。
そのため画像コンテンツを販売する際には、クリエイターにとって使いやすい画像を作成するのが重要になります。
画像コンテンツを単体で販売する場合、「フォトAC」や「イラストAC」などのプラットフォームサイトに投稿するのが一般的です。
これらのサイトではダウンロードされるごとに報酬が支払われます。
ある程度作品が増えてきたり、知名度が高まってきたりした後、自社サイトを立ち上げ販売することを視野にいれるとよいでしょう。
画像コンテンツは単体で大きな利益を上げるのが難しいため、仕事を受注したり、他の形態のコンテンツと組み合わせることで価値を高めたりして活用するのが通常です。
特にオンラインセミナーなど教育系のコンテンツでは、わかりやすく説明するため画像コンテンツの活用が必須となります。
画像コンテンツを作成する能力は、スキルとして価値提供していくことを常に視野に入れながらビジネスを展開させましょう。
画像コンテンツの作成方法
画像コンテンツの作成方法はシンプルで、デジタル写真を自分で撮影したり、イラストを自分で描いたりして作成します。
ただし、クオリティの高いコンテンツに仕上げるため編集が必要になる場合があります。
写真については、スマホで撮影し編集まで行うことが現在可能になっています。「Fotor」や「PicsArt」「Adobe Photoshop Fix」が画像編集ソフトとしてスマホで使えるものです。
もちろんパソコンで「Adobe Photoshop」などのデザインソフトを使い、編集することも可能です。
イラストは、
- 手書きで作成したものを取り込む
- パソコン上で描く
という二通りの方法があります。
どちらの方法でも、「Adobe Photoshop」や「Adobe Illustrator」などのデザインソフトが活用されます。
パソコン上で描く場合、紙に書くのと同じ感覚で描けるペンタブを利用することで、クオリティの高いイラストを作成できるようになるでしょう。
動画コンテンツ
動画コンテンツは現在インターネット上で主流となっているコンテンツです。
YouTubeが代表的なプラットフォームとして日々無数の動画が投稿されており、ここでは主に広告料によってコンテンツの作成者に収益が発生します。
資産となるコンテンツの代表格が動画コンテンツです。
動画を販売する場合、人気のコンテンツはビジネス系のセミナーや講座です。「Udemy」などのプラットフォームではビジネス系のセミナー動画を筆頭に、様々なジャンルの教育系コンテンツが有料で販売されています。
自社サイトでオンライン講座を販売する際も、動画コンテンツは必ずといってよいほど活用されます。
視覚と聴覚を用い、充実した学習体験を得られる動画は、商品の価値を容易に高めてくれるからです。
セミナーなど教育系の動画を作成するために、用意すべきは以下のものです。
・スライド
・音声収録環境(マイク・オーディオインターフェースなど)
・編集ソフト
・カメラ
動画コンテンツの作成方法
基本的な作成方法は、パソコン上にスライド画像をキャプチャーし、それに音声を組み合わせるという方法です。
編集ソフトの中には、パソコン画面を録画しながら音声の収録をすることができる機能を持ったものがあります。
パソコンによってはマイクやカメラが内蔵されているものもあるため、パソコン一台で動画作成が可能な場合もあります。
代表的な動画編集ソフトが「Camtasia」です。
「Camtasia」ではマイクやカメラを接続することにより、パソコン画面の録画、顔出し動画の撮影、音声の収録が一度に可能で、リアルタイム感を出したセミナー動画を作成することができます。
直感的な操作で編集が可能なので、初心者には使いやすい編集ソフトとして人気があります。
また、スライドを作成するには「Canva」というブラウザで利用できるデザイン作成ツールが用いられます。
「Canva」はテンプレートが豊富であり、グラフ付きのレポート作成からチラシまで、幅広いデザインに対応できます。インフォグラフィックを活用してわかりやすいスライドを作成するにはうってつけのソフトです。
セミナー動画を作成する際は、必ず台本を作り、構成をあらかじめ立てておきましょう。
撮影時には、パソコン上でスライドを流しながら、台本を自然な調子で読み上げて音声を収録します。
さらに顔を映した映像をワイプで表示すると、親しみ安い印象を視聴者に与えることができます。
ウェビナー・コンサルティング
より大きな収益を得るには、ウェビナーやコンサルティングに挑戦するのもよいでしょう。
ウェビナーとは「ウェブセミナ-」のことで、インターネット上で不特定多数に向けて実施されるセミナーのことです。一方コンサルティングは、あなたのスキルや経験をフルに活用し、1対1の対応で顧客の問題や悩みを解決します。
ウェビナーは自社サイトで実施したり、「Udemy」などのプラットフォームで配信します。
コンサルティングに関しては、「Proffit(プロフィット)」などのコンサルマッチングサイトを活用して顧客を探すことができます。
また、コンサルティングは実績が重要ですので、あなたがこれまでのビジネスで出会ってきた人々から依頼されたり、紹介されたりといった経路で仕事を得ることもあるでしょう。
ウェビナーとコンサルティングは、セットで販売されることが多くあります。
例えば、ウェブマーケティングについてのウェビナーを実施し、受講特典としてマーケティングコンサルを1回だけ無料で提供する、などといった商品構成があります。
2回目以降のコンサルは有料として、リピーターの獲得を目指します。
このような構成を取ることで商品の価値を高めることができるのです。
ウェビナーの作成
ウェビナーの作成は、基本的に動画コンテンツの作成と同じ方法です。
ウェビナーは数回にわたって一連の講座として行われることが通常なので、大きな構成を立てて上で1つひとつの動画を作成する構成力が必要です。
ウェビナー全体で見込み客のニーズを満たす目標を達成できるよう、コンセプトをしっかり持って作成するようにしましょう。
コンサルティングで必要な能力は、顧客の悩みを正確にキャッチする能力と、問題の解決策を提示し戦略を立てる能力です。
顧客は必ずしも自分の抱えている問題を正確に捉えているわけではありません。彼らの話をよく聞きながら、まだはっきりしていない問題点を正確にキャッチし、それを伝える力が必要です。
その上で適切な解決策を提示し、それを実現するまでの道のりを戦略として提起する必要があります。
さらに、実現まで長期にわたるサポートをしていくことも、顧客満足度を高めるために大切なことです。
このように、顧客のビジネスを総合的にサポートする仕事がコンサルティングであるため、ビジネスの経験を積んだ上級者がワンランク上の利益や経験を得るために行うものです。
経験を積んで自信を得てきたら、ぜひチャレンジしてみましょう。
コンテンツビジネスの種類と作り方のまとめ
今回はコンテンツビジネスを始めるにあたって知って起きたいコンテンツの種類と、それぞれの作成方法を解説してきました。
コンテンツと一言でいっても、テキストだったり音声だったり、動画だったりといろいろな形があり、それぞれに特徴があります。
まずはコンテンツビジネスの基礎となる「テキストコンテンツ」をブログなどの形態で始めてみるのがおすすめです。
ほとんど初期費用もかからずにビジネスを立ち上げ運営する経験をすることができます。
コンテンツビジネスの始め方については、次の記事で紹介していますので参考にしてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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